3月初旬は本編の現場に集中した為、
先日、企画しているノンフィクション書籍の
進行を打合せようとロフトブックスへ。
ところが顔を出した瞬間、平野悠さんから
放送5分前にロフトラジオへの出演を
オファーされてしまいました。
この放送回のメインゲストは森達也さん。
更に宮台真司さん、鈴木邦男さんという
日頃からお世話になっている方々も集結し、
森さんの新作「FAKE」についての意見交換。
放送後無性に観たくなり、森さんに頼んで
4月1日のマスコミ試写に招待して頂きました。
「FAKE」の衝撃的なテーマに関しては、
昼間事務所で原稿を執筆し、何れかの
マスコミ媒体で記事にする予定です。
その晩は、「若松孝二生誕80年祭!」を
開催している劇場へと駆けつけ、出演作の
「11・25 自決の日 三島由紀夫と若者たち」
を鑑賞しようかと考えていたのですが、
「FAKE」の強烈な衝撃波が体内を駆け巡り、
ノンフィクションの企画そのものを関係者と
突き詰めなくては拙いと正直焦りました。
思い起こせば4年前、幕僚役を演じた
「11・25 自決の日~」完成披露上映の際、
若松孝二監督とのアフタートークに招かれ、
過激な意見交換を若松さんと闘わせたのは、
森さんと鈴木さんのお二方でした。
何時もながら、そんな意見交換が作品に
パワーを与えるのだと深く考えさせられました。
急遽、ロフトの副社長・加藤梅造氏と合流。
その席にノンフィクションの取材対象者を招集、
ルポルタージュを担当する昼間たかしも交え、
「FAKE」が放った唯一無二の問題提起を
必ずや受け継ごうと檄を飛ばしました。
ライブハウス稼業を始めて早40年。
いつもライブの客入りに一喜一憂してきた
創業者・平野悠が、
「もうこの歳になったら、毎日の売り上げとか
気にしないで、気楽に好き勝手なことを
喋りたい!」
とある日突然思い立ち、なぜかネットラジオ
を開局しました。
名付けて「ロフトラジオ」。
2015年1月15日(木)の初回放送から、
2016年3月31日(木)の第62回放送まで、
1年3か月あまり続いたロフトラジオの生放送。
ところが、この4月中旬から平野悠さんが
北極を目指す世界一周船の旅へと
出発する為、一旦最終回となりました。
勝手気ままな平野さんとの腐れ縁から、
この私も第61回と第46回の放送に出演。
以下のアーカイブから聴くことができるようです。
何卒、宜しくお願い致します。
第61回 「森達也監督が語る、チャンキとフェイク」
【第一部ゲスト】
昼間たかし(ルポライター)
増田俊樹(俳優/映画監督)
椎野礼仁(編集者)
【第二部ゲスト】
森達也(ドキュメンタリー映画監督、作家)
宮台真司(社会学者)
鈴木邦男(評論家)
【出演】
平野悠(ロフト席亭/旅人ライター)
椎名宗之(ROOFTOP編集長/LOFT BOOKS)
加藤梅造(ロフト文化部/デモ担当)
成宮アイコ(ロフト新人?/こわれ者の祭典)
第46回 『コミックばかり読まないで』出版記念
「日本のサブカルチャーよ、何処へ行く。Vol.2」
【ゲスト】
昼間たかし(ルポライター)
増田俊樹(俳優/映画監督)
【出演】
平野悠(ロフト席亭/旅人ライター)
椎名宗之(ROOFTOP編集長/LOFT BOOKS)
加藤梅造(ロフト文化部/デモ担当)
石崎俊一(ロフト映像班)
成宮アイコ(ロフト新人?/こわれ者の祭典)