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訃報

10月17日、若松孝二監督が入院中の病院にてお亡くなりになりました。

増田組スタッフ一同、心より御冥福をお祈り致します。

かって映画の道を志した増田は、若松監督の門下でシナリオ作劇の基礎を学んだ後、
若松監督からの心強いアドバイスに従って単身上京するに到りました。

上京後はロフトシネマのプロデューサーとして、若松監督をゲストとしてお招きしては、
様々な映画上映イベントを企画し更なる交流を深めさせて頂いたとのことでした。

そして、本年6月公開の話題作、『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』にて、
念願の若松孝二作品への出演を果たしました。

ロケ撮影、完成披露試写会、若松組忘年会等では若松監督と談笑する機会にも恵まれ、
最後にお会いしたのは、『11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』が、「第65回カンヌ国際映画祭」
への出品が決まり、その御祝いの席に増田が駆け付けた時が最後の会話となりました。

本年5月に遊学社から刊行された、『若松孝二 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち』では、
増田による若松監督への熱き想いも綴られておりますので、御参照頂けましたらと切に願います。