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残暑お見舞い申し上げます

誕生日写真

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

3〜4月に企画したイベントから3ヶ月余り…。
5〜7月は映画出演→ドラマ出演→映画出演と、
俳優業に集中しておりました。
炎天下のドキュメンタリー撮影も同時進行し、
休まず働いた真夏の現場もようやく終了。

うだるような暑さの地方ロケで出番がアップ。
同時に身体の芯が抜けていくような感じがして、
アップ後に映像作品やトークライブの企画を
練る予定ではいましたが、少々休んでおります。

実はこの数年、何故だか劇場公開作品に限り、
警察関係の配役オファーが連続。

コロナ禍に際して、LOFT 系列店も営業自粛を
余儀なくされ、未知なる人間との出会いや交流が
多分に制限されてしまった為、LOFT の商売敵と
されていた(笑) 、YouTube 配信を視聴し、
私自身の思考も変化しました。

そんな中、「池袋大関 CH」の配信者であり、
「ライフサポート 復興を支援する会」理事長の
大関真悟さんの画期的な配信のリスナーとなり、
また、大人気 YouTuber である懲役太郎さん、
ホーミーケイさんのチャンネルも同時に登録し、
毎晩のように視聴しておりました。

大関さんとは出会った直後から意気投合。
早々に懲役太郎さん、ホーミーケイさん共演の
チャリティーを、LOFT9 Shibuya にて企画。
超満員の客席からシャンパンオーダーが続出し、
過去最高の店舗飲食売上げを更新。

 

ロフトナイン イベントの様子2

 

懲役さん、ケイさんが大関さんの質問に応じ、
逮捕後、捜査員や刑務官から受けた体験や、
勾留中の取り調べ等をリアルに喧伝。
それら門外不出のエピソードを知らされて、
過去の見識では先ず得ることのできなかった
容疑者側の視座が心の奥底へと突き刺さり、
何とも言い難い複雑な気分になりました。

かつて親族が大阪府警の刑事を拝命しており、
関西を訪れる度に、幾度となく刑事の使命感を
聴かされて参りました。
過去、様々な刑事役を演じてきた際には、
慕っていた親族の行動や忍耐力を反映させた
演技を心がけてきました。

しかしながら、懲役さんやケイさんの告白は、
時に権力側の脆さや滑稽さも浮き彫りにし、
「刑事も刑務官も、容疑者や受刑者と同じ人間。
常に出世欲やら金銭欲への葛藤が付きまとい、
罪人と背中合わせの人生なのだ…」
との、深淵なテーマを問いかけてきます。

 

ロフトナイン イベントの様子1

 

権力側を演じる際のリアリティとは何か?
という一点を深く追求し、未解決事件の背景や
疑惑を記した文献の考察を日々繰り返しては、
役柄に不必要と判断した己の価値観を削ぎ落し、
よりフラットな状態で現場へと臨んだので、
懲役さん、ケイさんの実体験が動脈となって、
権力側の造形をよりネガティブに表現しました。

実のところ2作とも配役の変更を余儀なくされ、
権力側の番人へと導かれた次第です。
また、衣装合わせの際に対面する映画監督との
意思疎通が的確に為されなかった場合には、
的外れで場違いな演技となる危険性も想定され、
本当に俳優業は気が抜けません…。

監督面談の翌日から公園の周回トラックを走り、
区民プールへと通い詰めて鈍った身体を整え、
偶然にもオファー直前に購入済みだった、

「累犯障害者 獄の中の不条理」
山本譲司 著/新潮社

「世田谷一家殺人事件 15年目の新事実」
一橋文哉 著/角川書店

「キツネ目 グリコ森永事件 全真相」
岩瀬達哉 著/講談社

上記ノンフィクションを耽読。
警察機構や受刑者収容施設で秘匿されてきた
数々の禁忌を知り、驚愕を憶えました。
更に、捜査機関による致命的な誤認や失態も
克明に描かれており、非常に参考になりました。

国家権力側の番人に配役された2作の映画は、
2025年の劇場公開を目指して鋭意制作中です。

 

 

ホーミーケイさんと