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出版記念トークイベント第2弾 情報解禁

拙著「コミックばかり読まないで」の紹介記事が、
この2週間ほどの間に「東京新聞」、「週刊朝日」、
「出版ニュース」、「月刊 創」に掲載され、月末には
「週刊読書人」誌上で、「紋切型社会」の著者である
武田砂鉄さんとの対談記事が掲載されます。

また、有難いことに今年3冊目の著作である
「これでいいのか東京都北区」も先週刊行されました。
さらに、情報解禁となりましたトークイベントの詳細も
併せて告知させて頂きます。

このトークイベントは、9月30日にロフトプラスワンで
開催した「コミックばかり読まないで」出版記念
トークイベントの際、評論家の鈴木邦男さんより、
この私が尊敬してやまない元祖ルポライター
竹中労さんとの交流を様々と語って頂き、
大変に感銘を受けたことに起因します。

そんな私の気持を汲んだ増田さんが急遽企画を立て、
直ぐに会場を押さえて出演者交渉も無事に済ませ、
12月29日にネイキッドロフトで開催して頂ける運びと
なりましたので、何卒宜しくお願い申し上げます。

ルポライター/昼間たかし

 

「東京ブレイキングニュース」 久田将義編集長

「東京ブレイキングニュース」 久田将義編集長

 

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12月29日(火)
OPEN 12:00 / START 13:00

年末特別企画 実戦ライター入門講座

若者よ、反骨のルポライター ・竹中労に学べ!
「自由な批評、愚かな批評」

【出演】
武田砂鉄(フリーライター)
昼間たかし(ルポライター)
鈴木邦男(評論家)

芸能界から政界まで、タブーなき真相を追い続けた
「元祖ルポライター」竹中労。

そんな、反骨のルポライターをリスペクトして
やまない「紋切型社会」の武田砂鉄、
「コミックばかり読まないで」の昼間たかし
という新しい書き手二人が、竹中労の
魅力や功罪を徹底対論。
さらに、32歳で竹中労と出会い、次第に
その魅力に惹きつけられ、
「竹中労 左右を越境するアナーキスト」を
刊行した評論家の鈴木邦男を交えて、
体験的ルポルタージュの系譜と真髄を、
次世代に向けて縦横無尽に語り尽くします。

※ 終演後は会場を移し、来場者と
一部出演者による忘年会を予定しております。
詳細は開催当日にお知らせ致します。

【料金】 前売 ¥1200/当日¥1500(共に飲食代別)

【日時】 12月29日(火) OPEN 12:00 / START 13:00

【会場】 Naked Loft (東京都新宿区百人町1−5−1百人町ビル1F)
TEL:03-3205-1556

対談を終えて、武田砂鉄さんと

対談を終えて、武田砂鉄さんと

■ 「コミックばかり読まないで」 新着コメント

「それじゃダメだよ。もっと、読者をビックリ
させないと」
この一節は、本の中で著者が、
私に度々指摘される言葉として記している。
著者は四十歳。現在、気鋭のルポライターとして
週刊誌や月刊誌、専門誌など幅広く活躍している。
テーマも多彩で、タイトルのコミック誌、それも
あらゆるジャンルのコミックからアニメ、ゲーム、
映画等、いわゆるサブカルチャーと称される
ジャンル全般にわたっている。
正直なところこの著書の表題からして、内容はつかみ
にくい。ただ、先が見えにくく変化の激しい時代の
知りえなかった一端はわかる本だとは断言できる。

―― 山了吉 (出版倫理協議会議長)

 

「コミックばかり読まないで」を一度読み、さらに再読
したが、それくらいで感想文が書ける本ではない。
それでも敢えていえば、「サブカル表現者列伝」的面も
ある本書は、竹中労を読んでルポライターになろうと
した昼間氏が、色々な(変な)人に出会って
自己形成する物語でもあると同時に、
大衆文化の断片を体系化することで教養へと
昇華させようとしている、二重の意味での教養小説、
ビルドゥングスロマンなのではないか、ということ
である。

―― 墨東公安委員会

 

「コミックばかり読まないで」を読みました。
この本の著者は、「元祖ルポライター」と言われた
竹中労の本に触発されてルポライターの道を歩み
続けたとのことです。自己史を絡めて経験的な
「ルポルタージュ人間昼間たかしの現在報告」と
いった内容です。
著者は私とは全く縁のないマンガ・アニメの世界を
取材し、その中で「表現の自由」というテーマを
「半ばライフワーク」のように追及し、政治的な
広がりも作り出していったようです。
著者の頼りにしている友増田俊樹の「解説」、
「昼間たかし評」には、東拘で対面した著者の
姿がとてもよく出ていると思い、ニンマリとして
しまいました。増田の「柔軟な観点で人々の
心に何かを伝えるルポライターになってほしい」と
願う友情の解説は読ませます。
「ルポルタージュとは主観である」と言いきった
竹中さんは広い分野に博識で、文体にリズムも
味もありました。好奇心で主観を鍛え、素朴さを
大切に文章を鍛え続けてほしいと思いつつ
読みました。

―― 重信房子 (「オリーブの樹」第132号より)

 

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2015/11/14 CLUB CITTA’川崎  初日フィナーレのステージにて

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「コミックばかり読まないで」