小佐野彈 原作、松本准平 脚本/監督「車軸」。
2023年11月17日(金)より、TOHOシネマズ新宿、
TOHOシネマズ日本橋、池袋シネマ・ロサ、
福岡中洲大洋にて絶賛公開中です。
松本准平の要望を受け、社会学者・宮台真司、
新聞記者・望月衣塑子の両氏と直接交渉。
講演や取材等の超過密スケジュールを縫って、
LOFT/PULS ONE で11月1日に開催した
シークレット試写 & トークライブにて、
松本との共演が実現しました。
当日、両氏が並び揃ったトークライブでの
刺激的な映画評に感動したMC担当の私は、
深淵なる発言を作品コメントへと転換すべく、
後日改めてご相談。
両氏ともに快諾され、感動的なフレーズを
再び呼び起こすような素晴らしいコメントを
頂戴しました。
ーーー
宮台真司/社会学者
社会批評的な軸が真っ直ぐ通った映画がやっと出た。
監督のこれまでの映画の優しさを全く裏切り、
全てを覆い尽くすクソつまんない社会への、
強烈な怨念を突きつけた。
僕たちが心の奥に密かに持ち続けてきた
感情を暴露したのだ。
望月衣塑子/新聞記者
近年、LGBTQにまつわる作品が注目を
浴びてきましたが、その中でも「車軸」は
LGBTQやジェンダーの問題の枠を超え、
生きるとは何かを問う素晴らしい映画です。
潤と真奈美の聖也を交えた3人の描写は、
エロティシズムよりプラトニックな繋がりの
強さを感じ、良い意味で期待を裏切られました。
若い松本監督の優しいけど、鋭い性に対する
感性が光る作品です。
ーーー
10月24日と11月1日に開催された試写では、
潤役の矢野聖人くん、真奈美役の錫木うりさん、
エドワルダを演じたダンサー・TIDAさんにも、
ご登壇頂きました。
朗読劇を熱演した旧知の加藤亮佑も飛入りし、
宣伝関係者一同、大変に感激しました。
公開後、多様な映画評がSNSに溢れ出しました。
クチコミ効果による劇場集客の推移も見極めつつ、
ロングラン劇場公開への道筋を探って行きます。
映画「車軸」引き続き宜しくお願い致します。